個説/詭弁に気をつけよう
ネット上の議論を見ると、かみ合っていないなぁ、と思うことが良くある。
理由は簡単。お互いに自分のことだけしかいわないから。他人の意見を聞こうとしない。とにかく自分にとって都合の良いところだけ反論し、都合の悪いことは無視する。
そんな調子でお互いにやり合うのだから、ヒートアップこそすれ、議論としてまとまるはずがない。
ネット上はともかく、身近なところでもこういう例は見られたりする。
例えば、喫煙問題。喫煙の反対派は、自分たちにとって都合の良いことばかり挙げて、喫煙をとにかく悪と決めつけようとしている。喫煙はそんなに悪いことか?わたしはそうは思わない。たばこは嗜好品の一つに過ぎない。身体に悪い?そんなこと言えば、他にも身体に悪い物はいっぱいある。そもそも、喫煙者は身体に悪いことなど百も承知だ。しかし、このストレス社会。たばこでも吸ってないとやってられないという状況を理解することも必要なのではないだろうか。
※ちなみに、わたしはたばこは吸いません。しかし、嫌煙者でもありません。
で、反対派の意見で良く聴くのが「マナーが悪い」という話。少なくとも、わたしの周りにいる喫煙者でマナーの悪い人は一人もいない。みんな、喫煙コーナーで細々とたばこを吸っている。見ていてこっちが申し訳なくなるぐらいだ。
もちろん、マナーの悪い人もいる。
ここで問題なのは、「一部のマナーの悪い人」をつかまえて、さも「たばこを吸う人全体のマナーが悪い」的な議論に持っていき、いつのまにか「たばこを吸うことがマナー違反」になってしまっている。いっていることがエスカレートしすぎる。
更に問題なのは、「わたしは気管支に障害を持っています。近くでたばこを吸われると体調が悪くなります。公共の場所でたばこを吸うということは、見知らぬ人に危害を加えていることになることを理解して欲しいのです。」という趣旨の発言。じっくり読めばわかるが、最初は個人的な事情を喋っているのに、いつの間にか、全体の話になっている。
とにかく規制派に言える特徴として、個々の事例(これについては反論できない)を持ち出し、それを元に一般論として規制すべきだと飛躍するところですね。
もちろん規制論者はここで論点の飛躍があることは十分に承知している(ように見える)。それだけにたちが悪いんですけどね。同じ論法で反論しても良いが、「それとこれとは話が違う」として話を聞かない。論点の飛躍を認めないのです。
つまり、議論が出来ない。そりゃ平行線になるわけだ。
困った話として、これ、別に喫煙問題に限った話ではないんですよね。皆さんの周りを見れば、こういう事例、嫌という程転がっていますよ。気付いていますか?
本来ならば、統計をとり、規制の裏付けをするのが筋。でも、筋を通すと矛盾点が浮き彫りになるので、こういう論法を取る人たちは、統計的なことは言わない。あるいは、調べようとしない。数字を出しても聞く耳を持たない。
こういった詭弁を使う奴等。どうにかならないもんですかね。
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