俺の妹がこんなに可愛いわけがない 2巻読んだ
というわけで、読み終わったら極力書こうと思っている、文庫本の感想です。
今回は、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない 2巻」。伏見つかさ著。電撃文庫です。
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個人的には、垢抜けていなくても全然かまわないので、幼なじみの麻奈美みたいなのがいてくれればいいな。いないけど。
しかし、2巻になってどんな話になるかと思ったのだが、やっぱり同じような話だった。ま、妹のオタクがばれそうになるのを兄が助けるという、全く同じパターン。まぁ、途中のストーリー展開は違うけど、同じオチかぁ…と安心したようながっかりしたような。
で、なんとこんなストーリーなのに3巻が出るらしい。大丈夫か?まぁ、かくいう自分も買って読んでいるので市場があることは間違いないが、このストーリー、続けているとどんどん主人公が惨めになっていくような気がする。
でも、一緒にいるだけでほっとできる幼なじみの女の子がいるんだから、どんな目に遭おうとも、主人公に同情の余地はないな。
しかしなぁ、ストーリーの根底に流れるのが、「オタクは差別されるもの」だからなぁ。その分、オタク側の登場人物はパワフルだったりするわけだが。そのうちに、オタクvs非オタクの決戦に突入せざるを得なくなると思うのだが、大丈夫だろうか。
みんなオタクになって、何となくハッピーエンドとか、そういうぬるい終わり方にいきそうにもないし。下手に続けると終わらせ方が大変そうだ。
作者の先生、がんばってください。
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