« えんじにあTシャツ届きました。 | トップページ | 今日はお休み »

2008/07/27

鈴鹿8耐に行ってきました2008

個人的に、鈴鹿でやる全日本格式以上のレースには極力行くようにしています。というわけで、行ってきました。鈴鹿8耐。

死ぬかと思った。暑くて。

それはともかく、今回のレースの総括。去年、燃費で自滅したホンダワークスは、新型CBRをひっさげて参戦、迎え撃つヨシムラ。前哨戦の鈴鹿300kmの勢いが維持できるか?そして、ポールをとったダークホース(とはいえこのチームも強い)のF.C.C.TSRホンダは?と、色々とわくわくさせる要素がいっぱい。

残念なのは、今年から仮面ライダーチームの参戦が無くなったこと。お子様向け路線は撤退か?

それはともかく、まず序盤。例によって、スプリントレースをするホンダワークス&ヨシムラ。そして、F.C.C.TSRホンダもそれに続く。どうやら、序盤でリードを稼ぐことを各チーム目標としていたようで、飛ばす飛ばす。

しかし、そんなペースが維持できるわけでもなく、じわりじわりとホンダワークス11号車がリードを築く。必死に食らいつくヨシムラ。

個人的に思うのが、前哨戦の鈴鹿300kmで、ヨシムラが8耐のターゲットタイムを出してしまったのが問題なんじゃなかったかと思う。ホンダは、燃費とパワーのバランスを、多分300kmのヨシムラをターゲットとして開発してきたんじゃないかと思う。目標がしっかりしているホンダに比べ、ヨシムラは見えない敵に向かわなければならず、結果として不利だったんじゃないかと思う。素人考えだが。あと、体力の差も出たと思う。300kmから8耐までの短い間で開発をする場合、明らかに体力勝負となる。この場合、ヨシムラはホンダと真っ向勝負したら明らかに不利だ。

などと思いつつ、観戦ポイントを転々。そのうちに怪しくなる雲行き。そして、突然降り出す雨。

ご存じの通り、鈴鹿サーキットは非常に細長い。なので、サーキットの一部で雨、一部で晴れ、という何とも迷惑なコースコンディションに。各車、タイやチョイスなどで混乱する中、猛然と走り出してトップを奪ったのは、ヨシムラ34号車。雨の中でも攻めの走りを続け、なんとトップに躍り出る。

しかし、今回、勝利の女神はヨシムラにほほえまなかった。

ヨシムラ34号車は、第1コーナーで転倒。結果、1位を譲ることになる。そして、手放した1位は、もう二度と手中に戻ることはなかった。ヨシムラ34号車は、暑さで集中力を欠いたのか、それとも転倒の影響からか、その後も、何度か転倒・コースアウトをしてしまい、順位はずるずると後退。優勝争いから脱落してしまった。

とはいえ、ホンダワークスも、決して順調ではなかった。11号車こそ速かったが、それだけ。11号車にトラブルが起きれば、ヨシムラの2台目、12号車にトップを奪われる。そして、レースの中盤で、突然11号車に30秒のストップ&ゴーペナルティ。ピットレーンでの速度違反が原因だった。あわや!というところだったが、結局、順位はキープ。今回、運はホンダに向いていたようだ。

結局、1位はホンダワークス11号車。2位はヨシムラ12号車。雪辱を果たしたホンダも凄いが、よく考えて欲しい。ヨシムラはプライベーターだ。ワークスと互角に戦えるプライベーター。来年も期待できそうだ。

なお、序盤活躍したヨシムラ34号車は、終盤に怒濤の追い上げを見せ、4位フィニッシュ。ヨシムラの底力を感じる。

で、上位陣はともかく、上位争いに関わらないチームだっていっぱい走っている。もちろん、レースに出る以上、目標は優勝だ。だが、鈴鹿8耐は、出場台数70台。正直、全員がトップになれるとは思っていないだろう。だから、多くのチームにとって、目標は、より上位での完走になる。でも、8時間、サーキットを全力で走り続けるのは、人間にとっても、バイクにとっても非常に辛いことだ。トラブルを抱え、ペースが上げられなくなるチームもある。ラスト1時間でトラブルが発生して涙をのんだチームもある。8時間というのは、大きく、重く、のしかかってくる。

だから、8耐は、完走したチームすべてが勝者だ。8時間のレースを走りきることは、祝福されるに値することだ。レースが終わり、全車集団になってウィニングランを行う姿は感動的だ。どのチームが勝ったとか、そんなこと、些細なことのように思えてくる。

たとえば、メインストレート終わりの減速から1コーナーに入るところを見て欲しい。どのバイクも、全力で走っているのがよくわかる。ブレーキングぎりぎりまでアクセル全開で、ぎりぎりで1コーナーに侵入していく姿。みんなプロフェッショナルだ。私には、「正気か?」と思うスピードで全車1コーナーに突撃していく。1台の例外もない。そんな限界の走りを、サーキットの各所で行い、8時間先にしかないゴールに向かって走っていくのだ。私にはとてもできない。

そんなものを見せつけられるから、8時間先のゴールはとても感動的なのだ。テレビ中継では味わえない、本物の迫力。余裕がある人は、是非とも、鈴鹿サーキットに来て、実物を見て欲しい。

そろそろ体力的に8耐は辛くなってきたけど、できる限り、私は見に行きます。年に1回しかない、この感動を味わうために。

|

« えんじにあTシャツ届きました。 | トップページ | 今日はお休み »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50935/41989769

この記事へのトラックバック一覧です: 鈴鹿8耐に行ってきました2008:

« えんじにあTシャツ届きました。 | トップページ | 今日はお休み »