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2008/05/15

JASRACネタ2連発

「ダビング10」延期問題、「メーカーの主張が分からない」とJASRAC菅原常務理事

ま、そもそも理解する気がないからなぁ、JASRACは。大体、スタート地点がおかしいだろ。課金・DRM制限があるのは当然として、その制限をどこまで緩められるかという視点でしか議論してないような雰囲気だからな。で、制限を緩めると言ってもそれがせいぜいダビング10というお寒い状況。このダビング10も「録音録画保証金」と抱き合わせ。

ちょっと引用。

「ダビング10と補償金はそもそも、まったく別の話。ダビング10はコピーワンスへの利用者側の不満から出た制度だ。権利者への適正な対価の支払いを前提としていたことは、メーカーも確認したはずだ。それなのになぜ、ダビング10と補償金を合わせて主張するのか分からない」

この発現矛盾しているよね。「ダビング10と保証金はそもそも全く別の話」とか言いつつ「権利者への適正な対価の支払いを前提としていた」って。思いっきり抱き合わせじゃんか。JASRACや文化庁、利権屋は金を取ることしか考えていないのがよくわかる発言だな。

メーカー側が反対しているのは、理由は色々あるが、最終的に過度な保護が消費者離れを招くことを危惧しているからなのではないかと思っている。保証金のおかげで値段は上がるしその見返りが「たかが」ダビング10だとしたら、どうなるだろうか。既に、テレビ離れが始まっているし(視聴率の低下で如実にわかるよね)、録画してまで見たい番組も減っているし(わたしゃ深夜アニメとF1ぐらいしか録画していない)、しかも、録画したデータはバイト単価がHDDよりも高いBru-rayにしか記録できないときたもんだ。そりゃ、TVや録画機器を売っている側は反対するよな。だって、良いこと無いんだから。最近の消費者は賢い。消費者がホイホイお金を落としてくれないことはメーカーの方が十分に知っているしね。

そーいえば、知的財産推進計画2006」の見直しに関する意見募集の結果について(PDF)で、反対意見続出だったけど、華麗にスルーされましたね。パブリックコメントはいわゆる公聴会みたいなものなんだろうね。意見は聞いたぞと。アクションは起こさないけど。みたいな。


「いったいどこが問題なのか」――JASRAC加藤理事長、公取委の立ち入りに「不満」

まぁ、不満だろうなぁ。いつまでも吸えると思っていたおいしい汁が吸えなくなる可能性があるんだから。

「いったいどこが問題なのか」。ま、JASRACの人たちは世間でどれだけJASRACが問題視されているか全く理解していないんだろうね。あるいは理解する気がないのか。だから「いったいどこが問題なのか」などという発言が出るのだろう。

問題ありありだって気づいていないのはおまえらだけだよ。

JASRACは、文化を守っていない。文化に寄生している。そのことをまず認識しろ。その次に、各所で指摘されている問題を是正しろ。たとえば著作権所有者が自分の作詞した歌詞を引用しても「利用料を聴取する」とかおかしいだろ?(気になる人は「大槻ケンヂ」「JASRAC」で検索してみよう)。徴収した利用料の分配がどのように行われているかも明らかにするべきだ(恣意的に分配されていると想像)。あと、JASRACの傘下に入らないと実質メジャーデビューできない現状も考えろ。

個人的には、JASRAC, B-CASが、公正取引委員会が立ち入り調査するべき2大営利組織だと思っている。

ま、所詮公正取引委員会もお役所なのであまり期待は出来ないけど。

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