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2008/03/29

あなたでも出来る光速を越える方法

このblogは、ノンジャンルです。駄目話から科学、政治の話題まで幅広く扱うのがモットーです。

と、たまに書く前置きをしつつ…今回は科学の話題。

あなたにも出来る光速を越える方法。これが今回のテーマです。

待ておい。光速は越えられないんじゃなかったのか?そう思うかもしれませんがとりあえず聞いてくださいな。光速を越えることは、実は難しいことではないのです。む?疑似科学?そう思うかもしれませんが、れっきとした科学のお話です。

方法)
1)レーザーポインタを用意します、
2)それを手に持って、月に向かって照射します。
3)軽くて首をひねります。

これだけで、月面にできたレーザーポインタの光跡は、光速を越えたスピードで移動します。ほら、科学的な矛盾は一切無い。あなたの手で、簡単に光速を越える現象を起こすことが出来ました。ほかにも、いくつも光速を越える方法があります。気が向いたら考えてみると面白いかもしれません。

しかし、ここで話は終わりません。

あれ?光速は越えられないのではなかったっけ?そう思う方が多いと思います。光速を越えることは出来ない。これはある意味正しく、ある意味間違っています。より正しく書くと「光速を越えて情報を伝達することは出来ない」と言うことになります。レーザーポインタの例は、確かに光跡は光速を越えます。但し、光跡が光速を越えるだけで、情報としては何も伝えていません。だから、問題ないのです。レーザーポインタの光跡が、手首のスナップに追従して移動するまでのタイムラグは、しっかり光りが月まで届くだけの時間がかかります。つまり、「情報は光速を越えていない」のです。

また読者置いてきぼりの記事だな。でも、更に続きます。

情報とはなんぞや?これが難しい。でも、情報以外に言いようがない。だから、情報と書きます。情報には色々含まれます。あなたの目の前にあるモニタに映されている画像も情報です。もっと突き詰めると、パソコンのモニタも情報です。更に進めば、あなた自身も情報です。情報は、「意味のあること」すべてと考えていただければいいと思います。さっきの光跡のスピード、光速を越えますが、光跡に意味を求める場合、あなたの手首のスナップから、きっちり光りが進むだけの時間のタイムラグがあります。つまり、意味の伝達と、光跡の移動は無関係なのです。光跡が光速を越えようが、情報の伝達は間違いなく光りの進む時間だけかかっている。情報の伝達は光速を越えることは出来ないのです。

誰も付いてこないと思いつつ、ややこしい方向に話を進めます。

光速の60%までスピードが出せるロケットが2台あったとします。それが、正反対の方向に進んだ場合、ロケットから見たもう一つのロケットは光速を越えているのではないか?これも、さっきの光跡のパラドクスと同じです。

ロケットから見たもう一つのロケットの情報は、あくまでも光速で伝わります。相対速度が光速を越えている場合、もう一つのロケットは簡単に言えば「見えません」。ロケットから情報が伝達するスピードが光速を越えられないため、片方のロケットからはもう一つのロケットに情報が伝達できない。だから、見えないという現象になります。でも、お互い、静止状態から徐々に加速して光速の60%まで到達できたとするならば、もう一つのロケットが見えます。但し、もう一つのロケットの時間がほとんど停止して見えます。気になる人は、相対性理論辺りを見てください。これも、情報が光速を越えられないために起きる現象です。

スピードが光速に近づいてくると、時間とか、色々と常識では考えられないことが起きます。たとえば、宇宙の広さ。実際の所、宇宙がどれだけの広さなのかは全くわかりません。なぜならば、膨張している宇宙の情報が「光速」を越えて観測することが出来ないから。多分、宇宙の膨張スピードは光速を越えています。が、光速を越えているという情報を我々は観測することが出来ない。どんなに高性能な望遠鏡を用意しても、遠くに見える星空はすべて何万年も、何億年も前の情報。今の宇宙は観測できないのです。

ま、逆にビックバンの頃の宇宙が観測できる可能性があるので面白いと言えば面白い。

というわけで、今日は光速に関する小ネタでした。興味のある方は、色々な本が出ているので探してみると良いかもしれません。知的好奇心を刺激されたら幸いです。

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コメント

>光速の60%までスピードが出せるロケットが2台あったとします。それが、正反対の方向に進んだ場合、ロケットから見たもう一つのロケットは光速を越えているのではないか?これも、さっきの光跡のパラドクスと同じです。

特殊相対性理論の公式によれば二つのロケットの相対速度は

(0.6c+0.6c)/(1+0.6c*0.6c/c^2) = 1.2c/1.36 = 0.88c
ここで、cは光速。つまりロケットの相対速度は光速の88%です。

Wikipeidaにも書いてありますが、特殊相対性理論では二つの速度の和は単純なたし算では求められません。

投稿: tos | 2008/03/29 12:32

うおっと。単純なミスをしていた ^^;
訂正文を書きますです、はい。

投稿: おかだ | 2008/03/29 18:28

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