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2007/05/25

新しい何かが必要だ

そろそろ、インターネットの次が見えてこないかなーと勝手なことを考えている。簡単に言えば、P2Pネットワークの発展がそろそろあって良いかなーと思っている。P2Pといえば、Winny とか Share が思い浮かぶという現状がまずいような気がするのだが、それ以外にもP2Pは可能性があるはずだと思っているわけだ。

現在の少数のサーバーと多数のクライアントで構成されるネットワークは、クライアントの増大によりサーバー負荷が増大し、破綻してしまう。事実、人気サイトはつながりにくい状況が平気で起きているわけで、クライアント・サーバーモデルの限界を感じずにはいられないわけだ。だから、サーバーが分散した環境(もはやそれはサーバーではないと思う)が、クライアント・サーバーモデルの次にくると勝手に想像しており、それが P2P が本来発展していくべき姿であろうと思っている。クライアントとサーバーの区別がなくなるのが次のステップ。それは紛れもなく P2P によって実現できる世界だ。

で、サーバーが単純に分散しているだけでは面白くない。URLという現在見慣れたものもサーバーという存在を強く意識したものだからきっと変わるべきであり、ファイルの公開も、今までのようにサーバーに登録するのではなく、公開するように設定したファイルがネットの海に勝手に流れていくようになるべきだろう。

だとすると、第1段階は分散ファイルシステムの構築だろう。高負荷に対応できる分散ファイルシステム。中身はどうなのだろうか。きっと、インデックスとファイルの本体は分離していることは最低条件だろう。ファイルの本体も複数箇所に冗長に保存される形になるだろう。サーバー間のトラフィックは増えるかもしれないが、負荷を分散することでそのトラフィックの増大は吸収できる、そう思っている。

ファイルシステムが構築できれば、あとはそのファイルシステムの管理方法の確立だ。現在は、URLでファイルのユニーク性を保証しているようなものだが、それに似た何かが必要だ。もしかしたら URL がそのまま生き残るかもしれないけど、とりあえず今あるファイルとフォルダという概念を捨て去る必要があるような気がする。ファイルとフォルダ自体が、固定した環境にデータを保存するという前提で生まれている概念だと私は思っている。だから、P2Pでサーバーが分散した世界では、リソースを特定する情報はきっと今とは違ったものになっているはずだ。これは私の思い入れが強いのでいけないが…

誰か私に投資してくれればそういうシステムを作るんだけどなぁ。あり得んよなぁ。その前に、自分でちゃんとこのシステムの構想をまとめないといけないな。個人的には、ネットワークにつながっているPCの空きHDDを合計したらそれこそすさまじいサイズのファイルシステムが構築できるはずだと思っており、そのファイルシステムを何らかの形で管理できるようにすることが、これからのネットワークの課題だと思っている。それを考えると、Winny とか Share は第1ステップとしては実は良いところを行っているのかもしれない。でも、膨大なファイルを管理する方法がいまいち出来ていないと思う。どちらも一つのフォルダの中に大量のファイルが保存されているような形だ…と勝手に思っている。だから、ファイル管理方法の確立が次のステップだ。ディレクトリによるファイルシステムの管理には抵抗があるが、暫定解としてそれもアリだと思う。

しかし、こうやって夢想しているときが一番楽しいと思う自分はやっぱりこの業界の人間だなぁ。少なくとも仕事でシステム考えているときよりも100000000倍ぐらい楽しい。ま、ファイルとフォルダを嫌っているあたりに EBt と同じ思想が見え隠れしますな。それはほら、同じ人間が考えているということで仕方がないと。

ふぅ。作りたいなぁ。

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