使いやすさと使いにくさ
ふと、そんなことを考えた。
自分は EBt で日記から備忘録まですべてまかなっている。なので、EBt に、ある特別な用途に特化した機能というのは特に入れていない。これは、用途を限定されないので、自分の好きな使い方が出来る。自分にとっては使いやすい形だ。
一方、ある特定の用途で使いたいひとにとっては、EBt で私が求めた使いやすさは逆に使いにくいと感じてしまうだろう。日記帳として考えるなら、EBt はあまり便利ではない。住所録として考えてもあまり便利ではないだろう。これらは、汎用性とは逆の方向、特殊性(なんか語弊がありそうだな)を突き詰めていかないと便利さが出てこない。
ふと思う。
結局、ある方向で便利なソフトは、ある方向では使いにくいソフトになる。EBt はとりあえず用途を限定しないメモ帳として作っている。だから、日記帳や住所録として使い始めるときっと「何だか使いづらい」と思ってしまうだろう。たとえば、カレンダー機能を付ければ、きっと日記を書くのには便利になるだろう。でも、それは日記帳として便利になるだけで、きっと住所録としてはどうでもいい話だ。索引を付ければ住所録としては便利になるだろう。でも、日記に索引なんか要らない。
話を EBt から普通のメモ帳に移しても同じ。確かに、普通のメモ帳で全部まかなうことは出来るが、住所とかを書くときは明らかにアドレス帳の方が便利だ。
だから難しい。
用途を限定すれば、使う側は迷わなくてすむ。メモ帳と日記帳を並べて、日記を書きたいひとが選ぶのは日記帳だ。日記帳には、フォーマットから何からすべて規定されている。日記を書くにはこうあるべきと言うスタイルがあらかじめ規定されている。だから、日記を書く人は悩まないですむ。一方、メモ帳で日記を書こうとすると、あれこれ悩まなければならない。
EBt の取っつきにくさは、これに似たもののような気がする。使う側が、考えないといけない。それが、わかりにくくさせていると思うのだ。
EBt は、あくまでも汎用性を求めていくつもり。なので、相変わらず敷居の高いソフトであり続けることでしょう。だから、使う側も、使い方、使い道、そういったものを考えないといけない。
こんなことを、ふと考えた。そんな夏の日の話でした。
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